経済のニュースなどでよく目にする円安・円高という言葉。
どっちがどっち?円安が高いんだっけ?あれ…?
などと考えている間に話が進んでしまっていて、結果的に話についていけずに取り残されてしまうといった経験はありませんか?
あれってすごくモヤモヤしちゃうんですよね。
私もその一人でした。
この記事では、そんなモヤモヤを解消するための入門編として円安・円高について解説します。
FX始めるなら知っておこう!円安・円高について【外国為替】
Q.1 結局、円安・円高どっちがいいの?
Q.2 自分たちの生活にはどういう影響があるの?
こういった疑問に対してシンプルに解説します。
はじめに、円安・円高とは日本円を海外の通貨と比べるときに使われます。
世界にはたくさんの国の通貨がありますが、今回この記事では世界の基軸通貨である米ドルと日本円を比較した内容となります。
円安・円高を理解することは、FXなどの投資をしていく中で非常に役立ちますし、ニュースの見え方も変わってくると思います。
一緒に学んでいきましょう。
円安・円高の仕組み
1ドル=100円
これは1ドルと両替するのに100円が必要になるということです。
これを基準に、下記のレートを見てみます。
- 1ドル=90円 ⇨ 円高・ドル安
- 1ドル=100円 基準
- 1ドル=120円 ⇨ 円安・ドル高
90円なのに円高??
金額は安いのになんでだろう?よくわかんない(>_<)
これを分かりやすくするために1ドルの部分をチョコレートに置き換えて考えてみます。
- チョコレート=90円 ⇨ チョコレートが安い
- チョコレート=100円 基準
- チョコレート=120円 ⇨ チョコレートが高い
主語であるチョコレートの部分を再びドルに戻してみます。
- 1ドル=90円 ⇨ ドルが安い【ドル安・円高】
- 1ドル=100円 基準
- 1ドル=120円 ⇨ ドルが高い【ドル高・円安】
どうですか?
少し見え方が変わってきたと思います。
赤字で書いた部分のように、基本的にドルを基準に考えるとわかりやすいと思います。
そして、ドルが安い時には反対に円が高い、ドルが高い時は反対に円が安い、とセットで考えるようにすれば一層わかりやすいと思います。
身近にある円安・円高を意識してみる
次はより具体的に身近なもので円安・円高について考えてみます。
円安・円高をどういう風に活用出来るかを例を元に考えてみましょう。
アメリカから日本が買う場合の円安・円高
アメリカから買う身近なものでいうと、やっぱりApple製品かなと思ったので具体例をMacBookにして考えてみます。
見方は日本目線で見ていきます。
アメリカで1,000ドルで売っているMacBookを、日本が輸入する場合、
・1ドル=90円の場合(ドル安・円高)だと
90×1,000=90,000円で購入できます。
・1ドル=120円の場合(ドル高・円安)だと
120×1,000=120,000円で購入できます。
どうですか?
90,000円で安く購入できた方が嬉しいですよね?
安く買える方が絶対いいよ!
ということは、輸入するときは円高の方が良いんだね!
日本がアメリカに売る場合の円安・円高
続いて日本がアメリカに物を売る場合です。
日本の最大の輸出品は車なので、車を具体例にして考えます。
・1ドル=90円の場合(ドル安・円高)だと
3,000,000÷90=33,333ドルで売ることができます。
・1ドル=120円の場合(ドル高・円安)だと
3,000,000÷120=25,000ドルで売ることができます。
アメリカ目線から見るとどうですか?
出来るだけ安く買いたいよ!
車って高いもんね💦
そうですよね。アメリカ目線で言うと安く買える方が良いですよね。
日本目線でも安く売れることは結果的に沢山売れることに繋がるので、輸出の場合はドル高・円安の方が都合が良いんです。
FXに必要な知識
円安・円高は外国為替市場での需要と供給によって変動します。
これらの変動は為替レートの動向を予測する際に非常に重要な要素となります。
FXの取引では十分な知識と理解を持って取引を行い、リスク管理を徹底することが重要です。
まとめ
今回は円安・円高について解説しました。
ここでポイントをおさらい!
- 円安・円高とは日本円を海外の通貨と比べるときに使われる
- ドルを基準に考えると理解しやすい
- ドルが安い時には反対に円が高い、ドルが高い時は反対に円が安い
- 輸入する時は円高、輸出する時は円安が良い
このポイントを押さえておくと、これから経済のニュースを見るときや、実際FXなど投資を行う際には役立つはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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